屋根の種類
切妻屋根
切妻屋根は、屋根の最頂部の棟から地上に向かって二つの傾斜面が本を伏せたような山形の形状をした屋根です。屋根の形として非常にシンプルで、屋根面の面積が他に比べて大きいため、太陽光パネルを設置する上で比較的向いている屋根となります。
寄棟屋根
建築物の屋根形式のひとつで、4方向に傾斜する屋根面をもつものを言います。4方の屋根面が斜めになっているため、日当たりを確保しやすく、住宅が密集している都市部に多く見られます。切妻屋根と違い三角形の屋根も存在するため、メーカーにより太陽光パネルの設置数も変わってきますので、複数メーカーの見積りをとり検討するのが得策です。
入母屋屋根
入母屋屋根は、屋根の上部を切妻造りの形式にし、その四方に庇屋根を付けた形の屋根をさします。この屋根に太陽光パネルを設置する場合は、屋根の形状よりむしろ材質を調査する必要があります。
陸屋根
陸屋根は、ほとんど勾配のない平らな屋根をさします。鉄筋コンクリート造りの家で多く見られます。
この屋根には、太陽光パネルの設置角度などを自由に設計する事ができ、最適な配置をする事が出来ます。その他の特徴として、切妻屋根や寄棟屋根に比べ、太陽光パネルを設置する架台をしっかりと設置する必要があり、設置費用が高額になる可能性があります。